通販を上手に利用する
糖尿病食の通販を利用する理由と、どんなものがオススメなのかをご紹介しています。
できるだけ楽しく続けてほしいと思いますので、無理をしない食事管理という点でもお話しています。
糖尿病を自分で管理する限界
細かいことが好きで、時間にも余裕がある人であれば、自分で食事管理するのも良いと思います。ただ、実際にやるとなると、想像以上に大変だということは知っておいてください。
何が大変なのかと言えば、ただ単にカロリーを管理すれば良いわけではないからです。
糖尿病と言うと、「甘いものの摂取を控える」というイメージがあるかと思います。もちろん、砂糖を控えることは必要なのですが、糖質を管理することが絶対に必要です。
なぜなら、糖質は100%ブドウ糖に変化するからです。血糖値の乱高下の原因もこれにあると言われています。
カロリーや糖質を計算しつつ、栄養バランスや量も工夫しなければなりません。毎日3食を管理し続けるのは、かなり根気が必要になります。
楽に楽しく糖尿病食の通販を利用する
野菜などを中心に、栄養バランスを考えて食事を管理する必要のある糖尿病の食事療法は、なかなか上手にできる人は少ないかと思います。面倒でもありますし、時間もかかります。また、バランス良く食材を調達するとなると、お金もかさみます。夏なんかは、痛む前に使い切るのも一苦労です。
「それなら、成分表示を見ながら加工食品をうまく利用すればいい」と考えている人もいるかと思います。しかし、ここが難しいところなのです。
なぜかと言えば、食品成分表示は複雑だからです。私たちがよく耳にする『炭水化物・糖質・糖類』。この違い、ご存じでしょうか?「この食品は『無糖』だから安心」と思っていては大間違いです。
栄養表示基準に従って表示すると、糖類がゼロであれば、「無糖」と表記できることになっています。
しかし、無糖の食品の場合、砂糖の代わりにオリゴ糖やキシリトールなどの多糖類や糖アルコール類が入れられている場合が多いです。これら代替の甘味料は、糖類ではありませんが『糖質』です。加工食品に無糖と表示されていても、代わりとなる糖質や炭水化物、脂質、たんぱく質が含まれており、摂取すれば血糖値に影響してしまうのです。
その見極めが難しいところですし、正直、そこまで管理しきれないですよね。でも、食事療法で結果を出していこうと考えるならば、必要以上の糖質の摂取は避けて通りたいものです。そこで、注目してみたいのが、糖尿病食の通販です。
専門家がきちんと管理してくれたものを食べるだけですから、余計な心配や頭を悩ませる必要がありません。
しかも最近では非常に見た目も味も良く、楽しんで食事をすることができるものが増えています。
出来る限り自分で!という姿勢は素晴らしいのですが、時に自分を追い込むことになりかねませんので、便利なものは極力上手に取り入れていくと良いでしょう。
全部セットの通販がオススメ!
糖尿病食を探すと、ビックリするくらいいろいろなものがヒットします。大手食品会社も参入するくらい、気軽に家庭で糖尿病食を食べられるようになっています。
とは言っても、商品内容はそれぞれ差があります。例えばレトルトタイプの商品は確かに簡単で楽だと思いますが、個人的にはあまりオススメしません。なぜなら、自分で容器に移し替え、ご飯を用意しなければならないですし、あまり美味しそうには見えないからです。実際に食べれば美味しいのかもしれませんが、視覚情報は結構大切です。見た目がキレイなだけで、食事がたのしくなるものです。
その点、お弁当としてトレーに入っているタイプのものは容器に移し替えたり、ご飯を用意する必要もなく、見た目も良いのが嬉しいポイントです。
専門家がきちんと管理してくれているので、炭水化物を減らさないと!とか、あの食材を止めてこっちの食材を使用しないと!などといった余計な心配がいらないのはありがたいです。
ストレスなしの糖尿病食。是非一度試していただきたいものです。