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糖尿病との向き合い方【知っておきたい基礎知識】

ここでは、糖尿病を治療していくための基礎となる食事療法を始める前に、是非知っておいてもらいたいポイントをご紹介しています。糖尿病の1型と2型の違いやカロリー計算など基本から、血糖値を安定させるポイントやQ&Aなどもご用意しています。

糖尿病との向き合い方

平成28年に行われた厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によれば、「糖尿病が強く疑われる者」の割合は12.1%であり、「糖尿病の可能性を否定できない者」の割合は12.1%という結果になりました。「糖尿病が強く疑われる者」は約1,000 万人で、調査を開始してから最多の数字となりました。

さらに「患者調査」によれば、患者数は316万6,000人。こちらも過去最高の数字です。日本の現在の成人の糖尿病人口は720万人で、世界ランキングでも9位(2015年時点)という結果に。

※情報参照元:厚生労働省「平成28年 国民健康・栄養調査報告」(https://www.mhlw.go.jp/content/000681180.pdf)

この数から、糖尿病が「国民病」といわれる理由も納得できるのではないでしょうか。

国民の中ではありふれた病気で、しかも最悪の場合は命を落とす危険な病気であるにもかかわらず、この病気がどのような病気なのかという理解は、まだまだ一般に広く知れ渡っているとはいえない状況です。

「糖尿病は放置したままだと、失明したり、足を切断したり、透析することになる怖い病気」という話は、よく耳にするかと思います。

しかし、正しく言うならば、糖尿病というのは「血糖値が異常に高くなる慢性の疾患」です。

血糖値は、毎日の生活で左右されるものです。そのため、糖尿病治療においては、毎日の食事療法と運動療法が重要となります。

慢性的な病気だからこそ、病気から目を背けず、自己管理をしっかり行う必要があるのです。

糖尿病は「治る」「治らない」という病気ではなく、血糖値をなかなか下げられない代謝の障害です。血糖値を限りなく正常に近い範囲でコントロールしながら、長く付き合っていく。そんな考え方で向き合っていきましょう。

長い治療の中で、様々な不安や悩み事も出てくるかもしれません。食事療法や運動療法がうまくいかず、投げ出したくなることもあるかもしれません。困った時は医者や看護師に何でも相談しましょう。また、糖尿病であっても、旅行に出かけたり、好きなスポーツを楽しむことはできます。失敗したら何度でもチャレンジする、という前向きな姿勢でいきましょう。

糖尿病と真面目に向き合っていくためには、糖尿病に関する正しい知識を身に付けることも大切です。ここから治療はスタートしています。

そこで、ここでは、いろいろな側面から糖尿病について見ていきたいと思います。

みなさんが疑問に思うだろうことをできるだけ取り上げています。多くの糖尿病に苦しむ方が、少しでも光を見出すことができればと願っています。

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